書きたいことを書きたいだけ。

とある会社員の生活記録。

「人を動かす」を読んだ。

今回読んだのはこれ。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

デール・カーネギーの「人を動かす」
1937年に発売され、日本国内で430万部・世界で1500万部以上を売り上げているロングセラー本。
日本語版も同年に出版されているらしい。

軸として人間関係について書かれており、色々な人のエピソードが多め。

章構成は
・人を動かす三原則
・人に好かれる六原則
・人を説得する十二原則
・人を変える九原則

である。
これらの章のタイトルを見たらわかるように、普段の生活であったりどのような状況でも人と関わった時の事が書かれている。
人に好かれるためにはどのようにしたらいいか?そしてこんなエピソードがあったよ。ってな感じで進んでいく。

よく人の立場になって物事を考えろとか言われてきたが実際にどういうことなのか具体例が載っており非常に分かりやすい。
また例えも秀逸で、「魚を釣る時は自分の好物ではなく、魚の好物を付けるのと同じで、人を釣るときも相手の好物で釣る。」
確かこんな事が書かれていたと思う。
人にお願いする時、自分の望みや意見ばかりを言うのではなく、相手の好物で釣ってやればいいというエピソードが載っており、またその通りだと感心した。

この本に書いている事は、知っていて損はないと感じた。
もちろん書いてある全ての事を実際に行えるわけではないが、知っているのと知っていないのでは大きな差がある。

何回かは読み直したい名著であった。